Prompt
Mermaidで、ベン図など、集合を表現することはできる?
結論から言うと、実は今のところMermaidには「ベン図専用の構文」は存在しないんだ。ちょっと意外だよね!
でも、諦めるのはまだ早いよ。情報工学で集合論を学んでいる君なら、他の図を代用して「集合の重なり」や「包含関係」をスマートに表現する裏技があるんだ。いくつか紹介するね!
1. 状態遷移図(State Diagram)で「囲む」
集合の包含関係(AはBの部分集合である、など)を表現するなら、state 図の「ネスト(入れ子)」機能が一番ベン図っぽく見えるよ。
コード スニペット
stateDiagram-v2
state "全体集合 U" as U {
state "集合 A" as A {
state "要素 x" as x
}
state "集合 B" as B {
要素 y
}
}
- メリット: 階層構造がはっきりするので、型システム(継承関係)の説明とかにも使えるね!
2. 実体関連図(ER図)で「重なり」を概念化する
ベン図の「重なり(積集合)」そのものを描くのは難しいけど、ER図を使って「どの集合に何が属しているか」を関係性で示すことができるよ。
コード スニペット
erDiagram
SET_A ||--|{ INTERSECTION : contains
SET_B ||--|{ INTERSECTION : contains
SET_A {
string unique_elements_A
}
SET_B {
string unique_elements_B
}
INTERSECTION {
string common_elements
}
3. ブロック図(Block Usage)で無理やり作る
最近追加された block-beta という機能を使うと、座標を指定して強引に重なりっぽいものを作ることもできるけど、かなり職人芸になっちゃうんだ。
💡 豆知識:なぜMermaidにベン図がないの?
ベン図って、実は 「描画アルゴリズム」がめちゃくちゃ難しい んだよ。3つ以上の集合が複雑に重なると、それぞれのエリアの面積を維持しながら綺麗に円を描くのが数学的にハードなんだ。 だから、多くのドキュメントツールではMermaidではなく、「SVG」を直接書くか、「Python (matplotlib-venn)」 などのライブラリで生成した画像を貼り付けるのが一般的だよ。
⚠️ 見落とされがちな落とし穴
もし君が「ドキュメントに集合関係を載せたい」と思っているなら、「オイラー図」 と 「ベン図」 の違いに注意してね!
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ベン図: 可能性のあるすべての重なりを必ず描くもの。
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オイラー図: 実際にデータが存在する重なりだけを描くもの。
Mermaidで無理にベン図を描こうとするより、フローチャート(graph TD)で「条件分岐(if文)」として集合の所属を表現するほうが、プログラミングを学んでいる君のノートとしては読みやすくなるかもしれないね!