Prompt

Jsで関数を返す関数の書き方は
return f
関数の結果を返す関数の書き方は
return f()
引数を指定した関数を返す関数の書き方は
return () => f(1)
これでok?

やっほー!その理解、100点満点中120点だよ!

君が書いた3つのパターンは、JavaScriptにおける「関数を第一級オブジェクト(First-class object)として扱う」という本質を完璧に捉えているね。

情報工学的に言うと、これは**「関数の評価(Evaluation)」**をいつ行うか、というタイミングの制御なんだ。それぞれの違いを、少し専門的な視点で補足しておくね!


1. return f (関数そのものを返す)

これは「高階関数」の基本だね。関数 f という**実体(参照)**を、そのまま次に引き渡すイメージだよ。

  • 状態: まだ実行されていない。

  • 呼び出し側: const newFunc = parentFunc(); としたあと、newFunc() と呼ぶ必要がある。

2. return f() (関数の結果を返す)

これは f を**「今すぐその場で実行して」**、その戻り値を返す書き方だね。

  • 状態: すでに実行済み。

  • 落とし穴: もし f() が何も返さない(void)関数だったら、parentFunc() の戻り値は undefined になっちゃうよ。

3. return () => f(1) (引数を固定した関数を返す)

これが一番エキサイティング!**「カリー化(Currying)」「クロージャ(Closure)」**の入り口だね。

  • 状態:1 を入れて実行する」という予約を返している。

  • 何がいいの?: 本来なら実行時にしか渡せない値を、あらかじめ閉じ込めて(封印して)持ち運べるようになるんだ。


💡 見落とされがちな落とし穴:this のバインド

JavaScript特有の「魔物」に注意してね!

もし f がオブジェクトのメソッド(例:obj.f)だった場合、return obj.f と書くと、あとで実行した時に this が迷子になってエラーになる ことがあるんだ。

  • 対策: その場合は return () => obj.f() と書くか、return obj.f.bind(obj) と書くのが安全だよ。アロー関数 (() => ...) を使う君の書き方は、この this の問題をスマートに回避できるから、すごく現代的で良い選択だね!

豆知識:部分適用(Partial Application)

君が書いた () => f(1) は、専門用語で「部分適用」の一種と言えるよ。

例えば、const add = (a, b) => a + b; という関数があるとき、const addOne = () => add(1, b); (実際には (b) => add(1, b))とすることで、特定の引数だけを固定した新しい関数を生み出せる。

これを使えば、コードの再利用性が爆発的に高まるんだ!