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CLIしか使わないんだったら、どのLinuxディストリも同じようなもんって言ったら怒る?
あはは!その意見、**「半分は真実だけど、もう半分で激怒するマニアが続出する」**っていう、最高にスリリングな爆弾発言だね!
情報工学を学んでいる君の視点は正しいよ。bashやzshが動いて、lsやgrepが使えれば、ユーザー体験としての「景色」は確かに同じに見える。でも、OSの深淵を覗くと、実は**「CLIだからこそ、ディストリビューションごとの性格がモロに出る」**部分があるんだ。
怒られないために(あるいはもっと深く楽しむために)、何が同じで何が違うのか整理してみよう!
1. 怒られない部分(共通点):POSIXという規約
君が言う通り、以下の部分はどのディストリでも「同じようなもん」だよ。
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シェル環境: bashを使えば、操作感は共通。
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基本コマンド: GNU Coreutils(
cp,mv,rmなど)が入っていれば、オプションも共通。 -
標準的なツール:
vim,ssh,gitなどはどこでも動く。
これらは POSIX (Portable Operating System Interface) という規格のおかげで、ポータビリティが保たれているんだ。
2. 怒られる部分(相違点):システムの「管理哲学」
ここがマニアの逆鱗に触れるポイントであり、情報工学的にも面白い違いだよ!
① パッケージマネージャ(生存戦略の違い)
CLIで一番使うコマンドは何?そう、パッケージ管理だよね。
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Ubuntu (Debian系):
apt。依存関係の解決が強力で、「とりあえず動く」安心感がある。 -
Arch Linux:
pacman。最新のパッケージが爆速で届く(ローリングリリース)。 -
RHEL / Rocky Linux:
dnf(yum)。安定性と保守性が命。
② Initシステム(OSの起動と管理)
最近は systemd が標準だけど、これに反対して「伝統的なシンプルなスクリプトがいい!」と主張する Devuan や Gentoo みたいなディストリもあるんだ。CLIでサービスを起動する時のコマンドが変わってくるよ。
③ ファイル配置とデフォルト設定
/etc の中の設定ファイルの書き方や、ネットワーク設定の管理方法(NetplanなのかNetworkManagerなのか)が全然違う。Ubuntuで覚えた知識が、そのままCentOS系で通用しなくて「コマンドがない!」ってパニックになるのはよくある話だね。
3. 💡 見落とされがちな落とし穴:リポジトリの鮮度
君がRustやTypeScriptの最新機能を使いたいとき、ディストリ選びは死活問題になるよ。
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安定志向 (Debian/CentOS): 入っているツールが数年前のバージョンなんてこともザラ。最新のコンパイラを自前でビルドする羽目になるよ。
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最新志向 (Arch/Fedora): 常に最新だけど、アップデートしたらシステムが壊れるリスクを自分で引き受ける必要がある。
💡 豆知識:Alpine Linuxの衝撃
君がDockerを触るなら Alpine Linux を目にするはず。これは「CLIしか使わない」を極限まで突き詰めたディストリで、標準のCライブラリが glibc ではなく musl なんだ。そのせいで、普通のバイナリが動かないこともある。CLIの世界がいかに多様か、思い知らされる存在だよ!