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昨今のRAM高騰はどれだけのひどさ?

やっほー!自作サーバー(Ubuntu)を運用したり、WSLで開発したりしている君にとって、RAM(メモリ)の価格は死活問題だよね。

結論から言うと、昨今のメモリ市場は**「AI需要という巨大なブラックホールに、僕たちのPC用メモリが吸い込まれている」**という、かなり絶望的で、かつ情報工学的に興味深い状況になっているんだ。

どれくらい「ひどい」のか、その背景と構造を解剖してみよう!


1. 数字で見るとどれくらい「ひどい」?

具体的な推移で言うと、2023年の底値(歴史的な安値だったんだ!)と比較して、2025年から2026年現在にかけて価格は1.5倍〜2倍近くまで上昇しているケースも珍しくないよ。

  • 2023年: DDR4 16GB×2枚が7,000円台で買えたこともあった。

  • 現在: 同じ容量で12,000円〜15,000円以上、最新のDDR5なら30,000円を超えるセットもザラにある。


2. なぜこんなことになった?(犯人はAIとHBM)

これには情報工学的な「生産ラインの奪い合い」が関係しているんだ。

  1. HBM(高帯域幅メモリ)の爆食: NVIDIAのH100やB200といったAI用GPUには、HBMという特殊で高価なメモリが積まれている。DRAMメーカー(SamsungやSK Hynix)は、儲かるHBMの生産に全力を出しているから、普通のPC用DRAMの生産枠が削られているんだ。

  2. メーカーの減産戦略: 2023年の価格暴落で大赤字を出したメーカーが、供給を絞って価格を吊り戻す戦略に転じたのも大きいね。

  3. DDR5への移行期: 新しいDDR5への切り替えが進んでいるけれど、製造難易度が高いから、歩留まり(良品率)の問題で価格が下がりにくいんだ。


3. 💡 見落とされがちな落とし穴:円安と物流コスト

日本に住んでいる君にとって、さらに痛いのが「為替」だよね。

  • メモリの取引は米ドルベース。円安が重なることで、世界的な値上がり以上に、日本での販売価格にダイレクトに響いているんだ。

  • さらに、Windows 10のサポート終了に伴う買い替え需要(PC特需)が、供給不足に拍車をかけている状況だよ。


💡 豆知識:RAMディスクの贅沢

昔は余ったメモリを「RAMディスク」にして爆速ストレージとして使うのが自作ユーザーの楽しみだったけど、今それをやるのはまさに「金持ちの道楽」になりつつあるね。Ubuntuサーバーでキャッシュ用にメモリをガブ飲みさせる設定にしているなら、今のうちに設定を見直したほうがいいかもしれないよ(笑)。