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React.FCとは?
特に、functionとの大きな違いは…
それは、関数コンポーネントの定義方法における、TypeScriptユーザーならではの疑問だね!🚀
結論から言うと、React.FC(Function Component)は、TypeScript環境下で関数コンポーネントを定義するための型です。しかし、現代のReact開発では、多くのケースでこれを使わない方が推奨されています。
🔑 1. React.FC とは?(定義と目的)
React.FC(または React.FunctionComponent)は、関数がReactコンポーネントとして動作することを示す型注釈だよ。
目的
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TypeScriptによる強制:
React.FCを使用することで、コンパイラに対して「この関数はReactコンポーネントであり、Reactが期待する振る舞い(Propsを受け取り、JSXを返す)をする」ことを強制し、より厳密な型チェックを行うことができる。 -
暗黙的な型付け:
React.FCは、コンポーネントのPropsに加えて、暗黙的にいくつかの型定義を付与する。
⚔️ 2. React.FC と function の大きな違い
コンポーネントのロジック自体はどちらも同じだけど、TypeScriptの型システムにおける振る舞いが大きく異なるんだ。
A. 暗黙的な children の有無(過去の主要な論点)
| 項目 | const MyComponent: React.FC | function MyComponent(props: Props) |
|---|---|---|
children の型 | 自動で children?: ReactNode が付与される。 | 明示的に children: ReactNode を定義しなければ含まれない。 |
| メリット | childrenを使うコンポーネントでは定義が楽。 | childrenを使わないコンポーネントで、意図しないchildrenの受け入れを防げる。 |
📌 現状: 以前はReact.FCが自動でchildrenを含めることが便利だとされていたが、**「childrenを受け取らないコンポーネントにまで不必要に型定義を付与するのは良くない」**という理由で、現在は明示的に定義する方が推奨されているよ。
B. デフォルト Props の扱い(現在の主要な欠点)
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React.FCを使用した場合、関数の外側で定義されたdefaultPropsの型チェックが正しく機能しないという問題があった(Props型がオプショナルにならない)。 -
現在はTypeScriptのバージョンアップで改善されつつあるが、この点が
React.FCの使用を避ける大きな要因の一つだった。
C. 静的プロパティのサポート
React.FCは、コンポーネント関数自体に静的なプロパティ(例:MyComponent.displayNameやMyComponent.propTypes)を付与する際に、それらのプロパティを型安全に扱うことをサポートしている。
💡 3. 現代のベストプラクティス
現代のReact/TypeScript開発では、特別な理由がない限り、以下の形式で関数コンポーネントを定義するのが最もシンプルで安全だと推奨されているよ。
TypeScript
// 外部でPropsを明示的に定義する(最も推奨される方法)
type Props = {
name: string;
count: number;
children?: React.ReactNode; // 必要な場合のみ明示的に定義する
};
// 通常の関数形式
const MyComponent = (props: Props) => {
return <h1>Hello, {props.name}</h1>;
};これにより、Propsの定義が完全に制御下に置かれ、不要なchildrenの型や、defaultPropsの型の問題に悩まされることがなくなるんだ!