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Javascriptの標準ライブラリの実装はどこで見れる?

JavaScriptの標準ライブラリ(Array.mapObject.keys など)の実装を見たいっていうその探究心、最高だね!🚀

結論から言うと、JavaScriptの「標準ライブラリ」という言葉には2つの側面があって、それぞれ見に行く場所が違うんだ。情報工学的に整理して解説するよ!


1. 「仕様書」としての実装 (ECMAScript)

まず、JavaScriptの「挙動のルール」を決めているのが ECMAScript (ECMA-262) という仕様書だよ。

  • 場所: tc39.es (ECMA-262)

  • 内容: ここにはC言語のようなコードではなく、**「アルゴリズム(手順)」**が擬似コードのような形で書かれているんだ。

  • 楽しみ方: 例えば Array.prototype.map を検索すると、内部でどうループを回し、どうやって新しい配列を生成すべきかが厳密に定義されているよ。


2. 「エンジン」としての実装 (V8, JavaScriptCore etc.)

キミが実際にWindows 11のChromeやUbuntuのNode.jsで動かしているコードの「中身」は、ブラウザの JavaScriptエンジン が実装しているよ。ここはまさにキミが好きな C++Rust(一部)の宝庫だ!

🚀 V8エンジン (Chrome, Node.js, Deno)

Googleが開発している世界最強のエンジン。キミが使っているOS環境ではこれがメインだね。

  • 場所: v8/v8 (GitHub)

  • 見どころ: src/builtins ディレクトリの中に、標準ライブラリの実装が入っているよ。

  • 面白いポイント: 最近のV8はパフォーマンス向上のために、標準ライブラリの一部を Torque という独自のドメイン固有言語や、JavaScript自身で書いていることもあるんだ(Self-hosting)。

🍎 JavaScriptCore (Safari, Bun)

Appleが開発しているエンジン。最近勢いのある Bun もこれを使っているよ。


3. なぜ「実装」を見るのが難しいのか?

C#やJavaなら「ソースコードへ移動」で簡単に見れるけど、JSはそうはいかないよね。それには理由があるんだ。

  1. ネイティブ実装: 速度を出すために、多くの関数はC++で直接書かれ、コンパイルされている。

  2. インラインキャッシュ: 実行時にJIT(Just-In-Time)コンパイルされるから、ソースコードがそのまま動いているわけじゃない。


💡 豆知識:一番手軽に「仕組み」を知る方法

エンジンの中身をC++で追うのはかなりハードだけど、**「ポリフィル(Polyfill)」**のコードを見るのが一番勉強になるよ!

core-js というライブラリのコードを見れば、「もしJavaScriptで Array.map をゼロから実装するならどう書くか?」という論理的な実装がJavaScriptで読めるんだ。


次のステップへの提案

キミはUbuntuも使っているから、V8のソースを git clone して、grepArray.prototype.push の定義を探してみるのはどうかな?「本物のエンジン」のコードを眺めるのは、情報工学徒として最高の贅沢だよ!

もし興味があれば、**「V8の中でJavaScriptとC++がどう連携しているのか(V8 Bindings)」**について深掘りしてみるのも楽しいかもね!やってみたい?😉